第9号
目次
西田幾多郎とT・H・グリーン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・行安 茂 澤口昭聿・中沢新一の多様体哲学について・・・・・・・・・・・・・・・・林 晋 ――田辺哲学テキスト生成研究の試み(二)―― 現代生命科学の発展と西田の生命論・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田 安弘 二重なる<絶対の他への内在的超越>・・・・・・・・・・・・・・ブレット・デービス ――西田の宗教哲学における他者論――
第8号
目次
和辻哲郎の戦後思想・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高橋 文博 個性の円成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・田中 美子 ――和辻哲郎「心敬の連歌論について」を読む―― 「存在と無の同一」としての「生成」の意味をめぐって・・・・・・・熊谷 征一郎 ――西田によるヘーゲル生成論批判の妥当性と意義―― ≪書評≫ 井上克人著 『西田幾多郎と明治の精神』・・・・・・・・・・水野 友晴
第7号
目次
モナドロジーを創造的なものにすること・・・・・・・・・・・・・・・米山 優 ――〈モナドロジックでポリフォニックな日本の哲学〉に向けて―― 『マラルメ覚書』と「死の哲学」・・・・・・・・・・・・・・・・・・細谷 昌志 ――田辺哲学の帰趨―― 「数理哲学」としての種の論理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・林 晋 ――田辺哲学テキスト生成研究の試み(一)―― 西田哲学と儒教との「対話」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・呉 光輝 京都学派の仏教的宗教哲学から「倫理」へ・・・・・・・・・・・・・・杉本 耕一
第6号
目次
過去への眼差し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伊藤 徹 ――『硝子戸の中』の頃の夏目漱石―― 翻訳と近代日本哲学の接点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上原麻有子 下村寅太郎の科学的認識論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・城阪 真治 ――表現作用としての「実験的認識」について―― 中期西田哲学における質料概念の意義・・・・・・・・・・・・・・・・日高 明 西田における形の生命論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・濱 太郎
第5号
目次
西谷啓治における「科学と宗教」の現代的意義・・・・・・・・・・・・岡田 安弘 ――生命科学の危機的な諸問題を前にして―― 西田幾多郎の宗教的世界の論理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黄 文宏 ――新儒家の宗教観との比較を兼ねて―― 西谷における自他関係の問題・・・・・・・・・・・・・・・・シルヴァン・イザク 西田哲学批判としての「種の論理」の意義・・・・・・・・・・・・・・守津 隆 「絶対無」としての「絶対的生」とは何か・・・・・・・・ダニエラ・ヴァルトマン ――ミシェル・アンリと仏教あるいは田辺元との対話――
第4号
目次
哲学と日本思想史研究・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・清水 正之 ――和辻哲郎の解釈学と現象学のあいだ―― 西田哲学の国家論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤田 正勝 歴史的世界における制作の立場・・・・・・・・・・・・・・・・・・・杉本 耕一 ――後期西田哲学の経験的基盤―― コケムシから哲学まで・・・・・・・・・・・・ジェラルド・クリントン・ゴダール ――近代日本の「進化論・生物学の哲学」の先駆者としての丘浅次郎―― ≪書評≫藤田正勝著『西田幾多郎――生きることと哲学』・・・・・・・高坂 史朗
第3号
目次
アウグスティヌスと西田幾多郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・片柳 榮一 西谷啓治・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・林 鎮国 ――空と歴史的意識をめぐって―― 日本思想における二重言語的空間・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田 勝明 ――西田幾多郎の場合―― 真の自己の否定性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ステフェン・デル ――上田閑照の「自己ならざる自己」の現象学――
第2号
目次
日本語の七層と現象学的優位・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平田 俊博 ――日本語で哲学する――(前) 臨生する精神・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・古東 哲明 ――日本人の他界観―― 美的生活の可能性と限界・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮野真生子 ――柳宗悦「第三の道」とは何か―― 西田哲学と歴史・国家の問題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤田 正勝
第1号
目次
和辻哲郎「風土」論の可能性と問題性・・・・・・・・・・・・・・・・・藤田 正勝 幻視された「自己」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伊藤 徹 退歩と邂逅――西洋哲学から思索的対話へ・・・・・・・・・・ブレット・デービス 西田哲学の「転回」と「歴史哲学」の成立・・・・・・・・・・・・・・・・杉本 耕一